今回はコーヒーを飲むことで、実際本当に増えてしまう「脇汗」や「汗臭さ」についてまとめました。
コーヒーを飲むとほっと一息リラックスできますよね💛
仕事の後に飲むコーヒーは本当に美味しいです!
でも「コーヒーを飲むと脇汗が増える」「コーヒーで汗が臭くなる」人は多いそうです。
暑いと汗は出ますが、緊張や興奮でもたくさん汗をかきます。
コーヒーを飲んでリラックスしてるつもりなのにどうして?
コーヒーで汗が増える・臭くなる原因
皆さんご存じの通り、コーヒーにはニコチンやカフェインが含まれています。
カフェインの効能は、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などがあります。
※参照:日本コーヒー協会HPより カフェインとは
カフェインの興奮作用とワキガの関係
コーヒーやお茶のカフェインと汗との関係はこちらの通りです。
・カフェインは汗腺の働きを活発にし、刺激物と同様に交感神経を刺激する。
・カフェインには中枢神経興作用があり、多汗症の原因になる可能性がある。
やっぱりコーヒーを飲むと汗が増えるのは本当だったんですね!
汗はエクリン腺とアポクリン腺の2種類の汗腺から出ます。
ワキガが臭いのはアポクリン腺が発達している人なのですが、
コーヒーの興奮作用でエクリン腺からの汗が増え、
エクリン腺の汗とアポクリン腺の汗が混ざり広がってしまいます。
またエクリン腺からの汗が蒸発するときに、
アポクリン腺からのワキガ臭も拡散してしまうのです。
だからコーヒーを飲むとワキガ臭がひどくなるのも本当だったんです。
コーヒーの利尿作用でワキガ臭が強くなる
コーヒーのカフェインには利尿作用があります。
コーヒーをたくさん飲むとトイレに行く回数が増えたり、
尿の量が増えたりした経験はありませんか?
コーヒーのカフェインが交感神経を刺激することは先ほども説明しましたが、
腎臓の血管が拡張して血液ろ過量が増加し、尿が増えます。
緊張したときにオシッコをしたくなるのと同じで体の自然な作用なんです。
またコーヒーでこのようなことも起こります。↓
↓
体液が減り汗の濃度が濃くなる。
↓
汗がいつもより臭くなる。
↓
老廃物を尿と一緒に排出することができにくくなる。
↓
汗に混ざって体内の老廃物が出て来る。
↓
菌の大好物である汗を餌にして菌が繁殖してしまう。
↓
臭いが強くなる。
以上のようなことを知ると、コーヒーは悪い事ばかり?なんて思ってしまいがちですが、
汗の量は増えたとしても、
元々ワキガでない人がコーヒーでワキガになることはありません。
コーヒーの適量を知っておこう
コーヒーで汗が増えた、臭くなった、等思う人は、
一日の適量を守って大好きなコーヒーLIFEを続けてくださいね。
通常の適量は1日3~4杯までと覚えておいてください💛
脇汗の量や臭いの原因になるコーヒー以外の食べ物飲み物
紅茶、緑茶:カフェインが多い。
香辛料:交感神経を刺激して発汗を促す。
タバコ:ニコチンが交感神経を刺激する。タバコ自体の臭いも強い。
辛い物:汗が出やすくなり汗と雑菌が混ざり合いニオイの原因になる。
アルコール:体内で分解されてアセトアルデヒドになり血液の中を通って汗腺に送られニオイが出る。
コーヒーと汗のまとめ
コーヒー豆の香りには大きいリラックス効果があります。
適量のコーヒーはストレスを抑える効果も含まれていることから、
ワキガの臭いを抑える相反する効果もあります。
またコーヒーには口の中の糖を分解したり、脂肪の吸収を抑える効果、
消臭効果など良い面もたくさんあるので、
飲み過ぎない限り、コーヒーが大きくワキガに影響したり過剰に汗を増やすことはありません。
一日の量を守って美味しいコーヒーを楽しみましょう💛
それでもどうしても、脇汗の多さや臭いが気になる人はコチラの記事もどうぞ。